【植木算】
等差数列で常に考えなければいけないことは、
「それって何個先?」
です。でもそれは植木算の考え方でもあります。
例として山手線で考えてみます。
渋谷駅から池袋駅までは
渋谷 → 原宿 → 代々木 → 新宿 → 新大久保 → 高田馬場 → 目白 → 池袋
と8駅あります。
そして、渋谷駅から見たら池袋駅は
「7駅先」
です。まずこれが大事なことです。
さて、全ての駅が隣の駅とは3km離れているとします。
そのとき、渋谷駅と池袋駅は何km離れているのかを考えてみます。
渋谷駅から見て池袋駅は「7駅先」でした。
1駅先は3km離れている、2駅先は6km離れている、3駅先は9km離れている・・・・・
となるので、7駅離れると
3km × 7駅分先= 21km
21km離れていることになります。
つまり、渋谷駅と池袋駅は21km離れています。(もちろん実際は知りません!)
【等差数列】
5, 8, 11, 14‥‥‥
この数列の25番目の数を考えてみます。
全て隣の数字とは3離れてることが分かります。
そして一番大事なこと! 25番目は、1番目から見て
「24個先」
です。
1個先は3大きくなる、2個先は6大きくなる、3個先は9大きくなる、・・・・・
よって、24個先なら
3×24個=72
72大きいはずです。
1番目の数は5でした。
その5よりも、25番目の数(24個先の数)は72大きいと分かったので
5 + 72 = 77
25番目の数は77となります。
《等差数列は数直線上の植木算のようなものです》
※敢えて式に単位を残すのは、理解を深めたりミスを防ぐのにかなり役立ちます。
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