【順列】
4P2 =4×3
【階乗】
4! = 4×3×2×1
【組合せ】
4C2 = 4×3 / (2×1)
中学受験の算数で数学を扱う場合は、細心の注意を払わないと取り返しのつかない大怪我となることもありますが、「場合の数」の考え方、やり方は、実は数学と全く同じです。(入試レベルも伯仲しています)
数学では、計算式を上の例のような記号を使って示すだけ。
数学の記号を使っても使わなくても、やることに何の違いもありません。
ただ、場合の数では数字の桁が大きくなったり計算が羅列されることが多いので、〈考え方を明示する〉ことをより目的とするとき、数学の記号は便利です。
記号を使った式で考え方がはっきりと確認できるからです。
(指導で使う場合もあります)
中学受験算数にとっては原則危険な数学ですが、「場合の数」については、記号に抵抗が無い限りむしろ積極的に使うことをお勧めします。
※ただ、数学では文字式(n)を使った処理法などもあるので、どこまでを数学式にするかにはやはり繊細な判断は必要です。