合格への道標

百戦危うからず(ミスとの戦い)

多くの子の算数を指導してきてつくづく思うのは、算数は『ミスとの戦い』の科目だということです。この闘いは入試まで続きます。サピックス偏差値で40未満の子と55以上の子で比べた場合、一番決定的に違うのがミスの量です。偏差値40未満の子は4~5問以上(多い場合は8問位)ミスをしているケースが殆どです。もし、このミスが無くなったら、それだけで点数20~40、偏差値10~20は上がるので

偏差値では全く分からない中学入試(5)比較編[鷗友と大妻の例]

鷗友と大妻、偏差値だけを比べると鷗友の方が難しい!と判断されがちですが、事はそう単純ではありません。すでに上げた2校の算数の入試問題が端的に示すように、いわゆる基本問題の面倒さにおいては大妻の方が上という面があります。では全般的に大妻の方が問題は難しいのかと言えば、それも正確性に欠けます。鷗友は初めの大問2問に基本的で軽めの問題を設定する代わりに、それ以降から少しずつ重めの問題

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