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αクラス以外の生徒がサピックスに通う意味

αクラス以外の生徒がサピックスに通う意味が今回のテーマです。

 

ミドルクラスの生徒がサピックスに通う意味

ミドルクラス、あるいはロークラスの生徒がサピックスに通う意味があるのか?というのはご家庭から、あるいはインターネット上でもよく見られる質問です。私たちは「ある」と考えています。たしかに通塾していてもノートを取って帰ってくるだけ、成績が上がる気配も見られないお子様の場合はサピックスに通い続ける事に疑問を持たれるケースもあるようです。

実際、サピックスは御三家・超難関校を志望する生徒を対象にカリキュラムが組まれた塾であり、指導経験豊富な講師はαクラスに集中します。一方ミドルクラスでは経験の浅い若い講師が受け持つケースが多くなります。ある程度の教え方の指針はあるものの、教え方の上手い下手は出てきます。そして、当然教え方の上手な先生はベテラン講師が中心です。

成績アップの目安となる期間

しかし、それでもサピックスに通う意味はあると言えます。その理由はサピックスに通う事で、とても良質な課題やプリントを手にすることが出来るからです。この課題に対して正しいアプローチで取り組むことが出来ればαクラス以外の生徒でも目に見えて成績は伸びます。問題はこの課題をしっかり使いこなせるかどうかです。

ミドルクラスやロークラスに通っているお子様が5年生の場合、夏まではこのテキストやプリントを使っての授業で、成績に伸びが見られるか様子を見てみましょう。αクラス以外の講師の中にも将来のサピックスを担う指導力のある講師もいます。教え方が上手でお子様と合う講師が指導すれば成績は上がるでしょう。

しかし、夏まで様子をみても成績が上がってこない場合、それは指導やプリントに対するアプローチがお子様と合っていない事が考えられます。この場合は今後成績が上がる事は難しいと思われますので、良質な課題を活かす別の方法を考えたほうが良いかもしれません。

サピックスで与えられる課題は間違いなくとても良質です。しかし、その課題もお子様それぞれで理解のスピードや適した教え方が異なります。残念ながら塾では年間のカリキュラムに沿ったスピードで進むためお子様を待っていてはくれません。これではせっかくの課題も十分な効果を発揮することは出来ません。

6年生の場合で、4~5年生の時から1年以上サピックスに通っていてもまったく成績が上がらない場合は、そのまま手をこまねいていても成績はまず上がりません。対策を講じるのであれば早ければ早いほど良いと言えます。こなしきれていないプリントが大量にあるはずですのでお子様に合わせて取捨選択をしていきます。

志望校に向けた対策に入る以前に必要な基礎単元がどこまで理解できているか、理解が足りないのであればまずそこから強化していかなければいけません。基礎分野の欠落度合をいかに的確に見つけ、最短距離で克服していけるかが志望校合格への最大のポイントとなります。

αクラス以外のミドルクラス、あるいはロークラスに通うお子様は可能性の宝庫です。ただし、クラスが上がることなく「今」を迎えているという事は残念ながら、このままではお子様の可能性や能力を引き出せないまま中学受験当日を迎える可能性が高いと言わざるを得ません。

サピックスに半年以上通っていて成果が見られないお子様の場合、サピックスでの学習内容を実力=点数に変えていく術を知らないという事です。多くのお子様は熱心に、一生懸命宿題に取り組んでいます。しかし、クラスが上がらない、点数に結びつかないというのは課題の量、そして授業の進度が、お子様の記憶スピードを上回っているためです。じっくり丁寧に伝えてあげれば出来るのに、サピックスの授業はどんどん進んで行ってしまいます。理解する前に進んでしまうのですから、勉強しても点数が上がらないのは当然です。

これは能力の問題ではありません。理解スピードは人それぞれです。覚えるのには時間がかかるけど、一度覚えたらなかなか忘れない。そんな東大生や京大生だってたくさんいます。しかし、サピックスで好成績を手にするためには、サピックスの授業スピードに順応しなければいけません。しかし、それが出来ないお子様は残念ながら、クラスアップというがんばっただけの成果を手にする事が出来ません。

しかし、中学受験で結果を出すことはこうしたタイプのお子様でも可能です。私たち東大医進会のプロ家庭教師はお子様にとって必要な課題、不必要な課題を目標に合わせて取捨選択し、宿題を終わらせるためだけになってしまいがちな勉強時間の中から、合格に向けた勉強をするための時間を作り出します。さらに、お子様の理解が充分でないまま現在まで来てしまった苦手分野を見つけ出し、お子様が理解しやすい方法で丁寧にじっくり指導します。

 

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