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サピックスのマンスリーテスト対策を行う上で外せない2つの要素

マンスリーテストとは

サピックスのマンスリーテストはご存知の通り月に1回行われるクラス分けテストです。6年生の8月まではマンスリー確認テスト、6年生の8月以降はマンスリー実力テストと名前を変えます。マンスリー確認テストは名前の通り、月内に演習した授業内容の定着度合を確認することが目的となるため、月内の授業内容が範囲となります。6年生8月以降はマンスリー実力テストの名前通り、範囲の定められていない実力テスト形式になります。本文下部に6年生と5年生のマンスリーテスト平均点を記載しています。参考材料にしていただければ幸いです。

マンスリーテストによるクラスの上下

サピックスの特徴として頻繁にクラス替えが行われることが挙げられます。マンスリーテストはクラス替えにおける判断基準となりますが、生徒数の多い校舎によっては一気に2~3クラスの変動がある事がサピックス独特の部分となります。ではクラスアップのためにどのような対策を立てたら良いのでしょうか?

 

マンスリーテスト対策で外せない2つの要素

前述したようにマンスリーテストはテスト前約1か月間の授業内容が範囲となります。点数を取るために必要な事は以下の2点。

①1か月の授業の中であいまいな点をはっきりさせる事
②あいまいな点を解法の丸暗記ではなく、しっかり理解する事

①②をふまえたうえで、マンスリーテストの傾向に合わせて対策を行う事になります。上記①②をせずにマンスリー対策を行っても効果は出ません。では、順に説明していきましょう。

 

①授業の中であいまいな点をはっきりさせる

サピックスの授業は他塾に比べかなり早いスピードで進みます。その為、多くのお子様は授業で全てを理解することは出来ません。理解のために自宅でデイリーサポートを使って復習をするわけですが、解説が不親切で復習が捗りません。それでもサピックスの授業は待ってくれませんので、必然的に理解不十分なまま授業が進んでいく事になります。さらに2017年度中頃からは社会の難易度が飛躍的にアップしたため生徒の負担が増し、主要2科目である算数国語の復習にかけられる時間が減少しがちな状況が生まれています。

そうした状態で日々を過ごしていくと分からないところがドンドン積み重なり、どこがわからないのか?どこでひっかかったか?がぼんやりとしてきます。すると膨大なプリント、テキストのどこをどうやって見直せばいいかさえわからなくなり、そのままマンスリーテスト当日を迎える事になります。当然、点数など取れるわけがありません。

まずは、マンスリーテストの対策をしっかり組む前提として、苦手箇所をハッキリとさせる事が効率の良いテスト対策につながります。

①について補足:ベットクラスの生徒の場合、マンスリーテスト該当月の授業内容を理解するための基礎がそもそも欠落しているケースも目立ちます。その場合は必要な部分までさかのぼり、理解の後押しをしてあげることが重要になります。

②解法の丸暗記ではなく、しっかり理解する

デイリーサポートを使っての復習で、得点力に直結しないことが解法の丸暗記です。授業もしっかり聞いて、復習にもしっかり取り組んで、自宅では問題も解けるのにマンスリーテスト本番では点数に結びつかない生徒に多く見られる特徴です。解法を丸暗記してしまうお子様の場合、数字を入れ替えてもしっかり解く事は出来ます。しかし、すこし問題をひねられると解けなくなります。これは解法を画像で認識しているだけで、流れを理解していないからです。

このケースのもっとも厄介な点は数字を変えるくらいの変更なら解けてしまうため、実際に頭が真っ白になるような一ひねりした問題に出くわすまで、自分が出来ない事に気付かない事です。そして、マンスリーテストで勝負をわけるのはこのような一ひねりある問題がしっかり解けるかどうかにかかってきます。

上記2点を行った上でのテスト対策こそが真の実力になる

マンスリーテストの範囲は前述したように、1か月ほどの授業内容です。範囲自体は広くないので小手先の対策で点数に結び付ける事も可能ではあります。しかし、目指すのはあくまで志望校への合格であるはずです。小手先で取った点数は実力になりません。そのような状態でクラスが上がったとしても、組み分けテストでクラスを維持する事は難しいと言わざるを得ません。また、実力がついていないまま上のクラスに上がるという事はお子様の負担が大幅に増す事を意味します。よって、当会ではお子様の苦手分野の見極め、考え方の理解を徹底した上でクラスアップ対策を行います。

 

マンスリーテストで点数が伸び悩んでいる場合

サピックスの取り扱うプリント、テキスト類は本当に素晴らしいものでしっかり吸収することが出来れば第一志望合格への扉を開いてくれるものになっています。しかし、それはあくまでも「授業についていけている」「サピックスのペースで吸収できる」お子様にとってということです。6年生の志望校別クラスを「第一志望合格を期待できる」状況で迎えるか、「志望校のクラスにただいるだけの数合わせ」になるか、「難関校クラス」でひとくくりにされてしまうか。弱点を補強する時期が遅れれば遅れるだけ、加速度的にサピックスの課題の未消化分が増えて受験までの残り時間を圧迫し、のしかかってきます。私達はそのような苦手や弱点を抱えた生徒を合格に導くべく研鑽を重ね、指導を行っています。東大医進会のプロ講師による、お子様一人一人の個性や状況に合わせた手作りのサピックス対策。ご興味がありましたら、ぜひ、お問い合わせいただければと思います。

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