少し早い時期に過去問やらせるときは、まずこちらで全ての問題に1〜10の難易度レベルを記入したものをやらせたりします。
全ての問題とは(2)とか(3)とかまで全てにレベルの数字を打つということです。
そうすると、どんな難しい問題が出るのかと不安でいっぱいの子の道しるべになります。
「この中の、まずばレベル4まで解けるようにし、本番までレベル6までを解ければ合格できるよ」など、目標が具体的にイメージできます。
また、最初に問題レベルが具体的に分かるだけで、偏差値で決めつけているその学校に対するイメージが崩れ、リラックスできます。
更に、細かくレベル分けしておくと、ゲーム感覚にもなりモチベーションも上がります。
解いた後の検討会のとき
「このレベル7が解けたの?」
「え?これ簡単だったよ!」
「おっ、じゃこの分野得意なんだね」
とか
「このレベル3は解いて欲しかったなー」
「えー?これ難しかったよー」
「でもここをこーすればアレでしょ?」
「あ、そっかー、あー簡単だったのにー」
などなど。
過去問をやる意味は、
『捨て問を的確に見破る練習』
でもあります。
いかに高得点を取るかは、いかに〈捨て問〉のトラップをすり抜けるかにもかかっています。
レベル分けした過去問をやらせるのは、危険な場所を知らない子供に、最初にそういう場所を教えてあげることと同じです。
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